1997年、銀座にタリーズコーヒージャパン1号店を28歳で開業。2008年現在国内300店舗まで展開。タリーズ1号店開店に到るそもそもの動機や道のり、現在、そして今後のタリーズインターナショナル会長としてのご展開について、お聞きしました。
タリーズコーヒーインターナショナル会長
クイズノスアジアパシフィック社長
1968年、宮城県生まれ、東京育ち。水産会社に勤める父親の転勤で1973年からアフリカ・セネガル、79年から米国マサチューセッツ州で高校までを過ごす。1986年、帰国後、筑波大学国際学類に入学。1990年、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。
1995年、親友の結婚式で渡米した際、ボストンでスペシャルティコーヒーとの運命の出会いをする。タリーズコーヒーを日本に広めることを決意。
1996年6月、高校時代から描いていた「食」分野での起業を実現するため、退行。9月にシアトルのタリーズ本社で交渉。1年以上に及ぶ交渉の末、資金なし、コネなし、経験なしにもかかわらず日本における経営権を取得する。
1997年、スペシャルティコーヒーの「タリーズコーヒー」1号店を東京・銀座にオープン。1998年、タリーズコーヒージャパン(株)を設立。2001年、飲食業最速(当時)でナスダック・ジャパン(現・ヘラクレス)に株式を上場。2002年、持株会社体制に移行(フードエックス・グローブ株式会社)。同年クーツグリーンティー(株)を設立し、本物の緑茶がカジュアルに楽しめる専門店「クーツグリーンティー」1号店を東京・神谷町にオープン。
2004年、フードエックス・グローブをMBOにより非上場化。2005年、日本における「Tully’s」商標権を完全取得。現在約300店舗を有する一大コーヒーチェーン店に育て上げた。2005年9月、中国スイーツ&ドリンク専門の新業態「爽好果(シャンライカ)」を立ち上げ、1号店を東京・新宿にオープン。2005年11月、タリーズコーヒージャパン(株)代表取締役会長に就任。
2006年秋、敵対的買収の危機に陥るも、伊藤園が安定株主になることで脱する。2007年、タリーズコーヒージャパン社長を退任。
2008年、タリーズインターナショナルを設立及び、クイズノスアジアパシフィック 社長就任。アジア環太平洋、そしてその他の国々に舞台を移し、再びゼロからの挑戦を始める。