杉山: 次にクイズノスの展開についてお聞かせください。
松田: クイズノスでの肩書きはアジアパシフィックの社長なんですが、ある意味で、サラリーマンなんですよ。周りからすると何で今まで起業してきた人が、なんでまたサラリーマンになるの?と疑問が湧くみたいで(笑)。
逆にサラリーマンになって勉強できるということがとてもたくさんあったのです。クイズノスは、多い時で、年間1000店舗を出していたわけですから。そんな会社のノウハウを知る機会というのは、日本にはないわけですよ。
マックや吉野家でも年間1000店舗を出したことはないですよね。ですから、そういったノウハウを自分として学びたい。学ぶためには属するしかないですよね?それで属させていただいて、学びたいと思って決断したんですね。
私がタリーズコーヒージャパンの社長を辞めるということがロイターかなんかで流れた時に、クイズノスの方から連絡をくれて、やらないかと言われたので。初めは、断ろうかなと思ったのですが、冷静に考えてみたら、すごいな、このチャンスは、と。自分を成長させる、学ばせてもらえるきっかけって、なかなかないですよね?特に起業家だったり、自分が常にトップをやっていると、自分は常に教える立場ですけど、なかなか自分が学べる機会って少なくなってしまうのですよ。会社のレベルはその社長のレベル止まりになってしまうという自分の考え方があるので。自分を成長させていかないと、いつまでも結局成長しないですからね。
杉山: 具体的にはどのようなお仕事をなさるのですか?
松田: 基本はクイズノス アジアパシフィックの全体の社長という立場なので、アジアパシフィックで地元のパートナーを探して、適切なトリーティーを施して、アメリカに行ってもらったりして店を広げていくことですね。
杉山: これもまた次のステップの経験になるのですね。
松田: そうなんです。