杉山: 僕は会社は生き物だと思っていますが、13年の間で危機的というか会社の業績が厳しかったことはあるのでしょうか?ずっと順調にこられたのでしょうか?
ササダ: 順調にきています。
杉山: なるほど、十分準備されていたということですね。
ササダ: いや何も特別にはしていません。
杉山: 何かありますよね、一生懸命思いを込めて仕事をするとか?
ササダ: そうです。ブラビスのスタッフにもよく言いますが、とにかく、一つ一つのデザインを大切にしようと。だから「こんな物のパッケージデザインなんてできない」、「どうせ売れない」などと絶対に言ってはいけないと。どんなものでもクライアントの熱い思いのこもった商品に対して真剣にデザインしようと言います。そして感動をあたえられるようなデザインを創るのだという気持ちを絶対なくさないようにと。そうやっていればクライアントから信用されて次の依頼がくると信じています。
杉山:
小さい仕事でも大きな仕事でも全力ですね。一生懸命取り組む姿勢が第一の社内ムードで弊社もやっていますが、一生懸命やって、相手の立場に立って提案させて頂くと、良いものが必ずできますからね。細かいところまで気を配ることができますし、弊社みたいにまだ年数の少ない会社は、この姿勢で続けるが勝ちですかね。
ササダ: そうそう。要するにブランドや商品を担当している方や会社が我々をどう思うかです。商品が売れれば信頼されて、他のブランド担当者もお願いしますと来ると思います。やはり成功しないとだめなのですが、もしも売れなかったとしても、BRAVISさんは本当によくやってくれてデザインの評価もすごくよかったのに、諸々の事情で売れませんでしたが、今度何かある時にお願いしますよとクライアントから言ってもらえることが、大事だと思います。
杉山: そうですよね。
ササダ: やはり、人間対人間の関係が重要です。それを大事にすることは、仕事を一つ一つ大事にするということです。だからいつも全力投球です。
杉山: そうですね、一つ一つの積み重ねですね。96年からうなぎ上りですよね。
ササダ: うなぎ上りかどうかはわかりませんが、徐々に増えてきています。