杉山: 会社法が変わったことにより、起業する人が増えたと考えられますが、経営者にとって最も必要なことはなんだとお考えですか?
須賀: 僕は塾でもよく言っていますが、「世の中、企業というのはお金さえ儲かれば良いという発想でやったら絶対にだめだ」と。企業は社会的存在なわけですよ。わかりやすい言葉で言えば、何か世の中のために役立っているのか?で、世の中の役に立っていろんなお客様が支持してくれれば、自ずからそういうサービスや商品も買ってくれるから売上も増えて商売も繁盛すると。
ところが、世の中のためにならないことを、人をだまして金を取るような仕組みで作ったら、目先がよくても絶対つぶれるわけですよ。だから、やっぱりその志はあるかということ。「世の中のためになろう」と、自分のある意味での犠牲を払ってでも…非常に難しいコンセプトがあるんだけど…、それでもこのビジネスを進めていきたいと思って進んでいくと、最終的に金も儲かると。
杉山: 儲けは後からついていくということですね。
須賀: そうなんです。後からです。それがわからないで、回り道をしないでちょっと裏道から入ると必ずバレて、世の中からやはり支持をされなくなる。お金が儲かるということは、僕は基本的には世の中からの投票だと。いくら儲かったか、売上げたか、世の中からどれぐらい支持が集まったか。それはいい商品やサービスを出していれば、また特にそれが今までにないベンチャーであれば、それが世の中から大きな支持を受けて最終的には売上と利益になっちゃうわけだ。